CBD(カンナビオイド)オイル治療｜厚木キジュ動物病院の特徴

抗酸化作用が強く、がんやてんかん、皮膚炎・関節炎・リウマチ・不眠、慢性の痛みへの効果などもあり、世界だけでなく最近は日本でも利用者が増加しています。
ヒトを含めた全ての脊椎動物もみな内因性カンナビノイドを持ち、それを介してさまざまな機能を制御しています。これをエンド・カンナビノイド・システム（ECS）といい、ヒトだけではなく全ての脊椎動物が持っている生体の制御システムです。このECSが食欲、睡眠、性行動、疼痛、免疫、感情、運動機能、発達、老化、認知、記憶などをコントロールしているのです。
しかし、老化や強いストレス、栄養障害などにより、「カンナビノイド欠乏症」の状態となります。CBDオイルによる治療とは、植物由来のカンナビノイドにより、ヒトの内因性カンナビノイドの欠乏を補うという治療です。

現在数多く出回っている市販のCBDオイルについては効果や価格に疑問符が着く製品が非常に多く適切な製品を選ぶことは非常に困難です。当院では人医師主催のCBDオイル研究会が動物用に製作したものを使用しております。
日本ではCBD（カンナビジオール）を単離して、それをオリーブオイルなどで溶かした製品（アイソレート）が大半です。しかしお勧めは他の大麻草成分も残したブロードスペクトラムオイルです。CBDは他の大麻草成分と一緒に働くことで効果が格段に高まります（アントラージュ効果）。ブロードスペクトラムとは法律で規制されている成分（THC）を完全に取り除きながら、大麻草に含まれる１００種類以上の生理活性物質を可能な限り含んだ全草成分に近い製品です。