消化器系の病気について
こんな症状はありませんか?
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上記の症状に心当たりがある場合は、愛犬、愛猫が消化器系の疾患にかかっている可能性があります。
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消化器系の病気について
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よくある病気として感染性胃腸炎、膵炎、食物アレルギーなどがあります
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(1)感染性胃腸炎
感染性の腸炎は細菌やウイルス、寄生虫などが消化管で異常繁殖して胃や腸の中で毒素を作り出して下痢や嘔吐を引き起こします。正常な消化管内は善玉菌と悪玉菌がバランスを保っていますが、細菌性の下痢を引き起こしている消化管内ではこのバランスが崩れています。
主な感染経路は経口感染です。下痢や嘔吐は食欲不振や脱水症状を示すため、「何が感染しているか」を特定し、原因に合った投薬と症状に合わせた処置が必要となります。
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(2)膵炎
膵炎は膵液に含まれる消化酵素で膵臓自身を消化してしまうことで引き起こされる消化器疾患です。膵臓だけの炎症にとどまらず、命を落とす事もある病気です。原因は様々ありますが、特に犬では「人の食べ物をあげた=脂っこいもの」が原因での発症が一番多いと感じます。
症状も様々あり食欲不振、下痢、嘔吐、腹痛、血便などが多くみられます。ただし膵炎の程度によってはこれらの症状が出ない時もあります。特に猫では特別な症状を示さず「たまに吐く」程度の症状のみで慢性膵炎となり、発見が遅れることもあります。
一回の嘔吐、少しの下痢を甘く見ず異変があればすぐに来院し、発見し次第いかに迅速に適切な対処をするかが予後に影響します。
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(3)食物アレルギー
食物アレルギーは食物中の特定のタンパク質に免疫が過剰に反応し、皮膚のかゆみや下痢、嘔吐などの症状を示します。発症年齢は3歳以下での発症が多く、子犬の時から便が柔らかい、便の量が多い、時々吐く、元気はあるが痩せ気味で毛並みが悪いなど、慢性的な症状が多くみられます。
食物アレルギーそのものを治す事はできないため、原因アレルゲンを特定して原因アレルゲンを除いたフードを与える事でコントロールします。原因アレルゲンは1種類とは限らず数種類ある場合もあります。アレルギー系の治療は原因アレルゲンを除いたフードだけを与え始めて2か月~3か月経過してやっと改善がみられるような長期的な治療も必要です。症状によってはフードと投薬を組み合わせての治療も行います。
重要なのは原因アレルゲンを早期に特定することです。
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当院の消化器疾患の治療の特徴
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・エビデンスに基づいた診察
エビデンスに基づいた診療を行っております。
・温熱療法
腹部を温める、消炎作用があるレーザーやお灸を提案しております。
・オゾン療法
オゾン注腸法で、その子自身の免疫力と体調の向上を図ります。
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当院の治療の流れ|厚木キジュ動物病院
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診療の流れ
当院では治療前にしっかりと問診と身体検査、各種検査を行い飼い主様の不安と疑問が解消できてからの治療となります。少しでも不安や疑問がある場合は何でも聞いて下さい。解決できるまで何度でも説明します!
1.初めての来院時 まずはしっかりと問診と一般身体検査をして動物の状態を把握します。年齢や性別、品種によって、かかりやすい病気が違うため、まずは必要な検査を見極めるため、しっかりお話しします。
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2.検査、治療の提案 問診と身体検査で大まかな動物の状態を確認し、治療や検査のご提案をします。症状が軽い場合などには必要のない検査は行なわず、治療を優先して診療を進めることも多くあります。 なかには精密な検査が必要となることもあります。その際にも可能な限り負担の少ない検査から行なっていきます。 この時点で治療や検査が高額になる場合には、大まかな費用のご説明も併せて行ないます。 |
3.検査 動物たちの状態に合わせて、血液検査、レントゲン検査、エコー検査などを行ない、治療前の消化器の評価をします。なかには、消化器以外に不調の原因がある場合もあります。 検査結果は分かりやすくご説明し、獣医師とご家族の方との相談の上で治療計画を決めていきます。 |
4.治療の開始 ご家族の方と相談して、ご納得して頂いた上で治療に入ります。 |
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